セラミックスとは
炭化ケイ素(炭化珪素)
英名:Silicon Carbide(シリコンカーバイド)
化学式:SiC
備考:黒色~緑色。
特徴
純粋な炭化ケイ素は無色透明で、工業用では、黒色が一般的。 清浄な製造工程ほど色が薄くなる。
高硬度、耐摩耗性、摺動性に優れる・・・ダイヤモンドの結晶構造によく似ている。 共有結合であるため、かなり高硬度で、他のセラミックスに比べて高温域(1000℃以上)においても機械的強度の低下が少く、耐摩耗性にも優れ、摺動性も良い。
硬さは、新モース硬度において、ダイヤモンドが15、炭化ホウ素14、炭化ケイ素13、と3番目にくるほどかなり硬いセラミックス。
純粋な炭化ケイ素は無色透明で、工業用では、黒色が一般的。 清浄な製造工程ほど色が薄くなる。
高硬度、耐摩耗性、摺動性に優れる・・・ダイヤモンドの結晶構造によく似ている。 共有結合であるため、かなり高硬度で、他のセラミックスに比べて高温域(1000℃以上)においても機械的強度の低下が少く、耐摩耗性にも優れ、摺動性も良い。
硬さは、新モース硬度において、ダイヤモンドが15、炭化ホウ素14、炭化ケイ素13、と3番目にくるほどかなり硬いセラミックス。
耐熱性・・・耐熱性としては、空気中で約1500℃~1600℃位まで安定し、耐熱部品として用いられる。空気中において700℃~800℃以上で酸化がはじまるが、表面にできる酸化皮膜SiO2が内部への酸化進行を抑えるため、耐酸化性を持つ。
高い熱伝導性・・・金属に似た高い熱伝導率をもち、熱を伝えやすい性質があるため、他の半導体の基盤部材としても利用される。
化学的に安定・・・化学的に安定しているため、耐薬品性も良好で、酸やアルカリに侵されにくい。 一部の混合酸液にはわずかに溶け、一部の溶融塩や融鉄には溶ける。
半導体である・・・電気的には半導体であり、シリンコンに比べてバンドギャップが大きいため、高温・高線量環境において利用できる半導体として注目されている。