■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
光が試す、素材の真価!セラミックス×UV耐性
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
真夏日が続き、梅雨なのか夏なのか分からないような天気が続いていますが、みなさま、体調など崩されていませんでしょうか?
もうすぐ、暑い夏がきます。体調を整えて頑張ってまいりましょう!!
お客様よりいただきましたお問合せに関する情報を【Challenge記録】として毎月2回、皆様に発信させていただいております。
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。
梅雨の湿気と日照不足が続くこの時期、身体も機械もどこかシャキッとしない……。
気温と湿度の変化で、設備や製品のコンディション管理が難しくなるこの時期は、安定性と耐久性のあるセラミック素材が力を発揮するタイミングです。
今回の情報発信は、【光が試す、素材の真価!セラミックス×UV耐性】というタイトルで、紫外線(UV)への耐性が求められる環境下で活躍するセラミックス部品などの試作事例について紹介します。
…………………………‥‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥‥…………………………
近年、屋外設置型の装置や、UV光源を用いたプロセス機器の増加に伴い、UV耐性を備えた素材選定が重要な課題となっています。
お問い合わせをいただくお客様のお困りごとの一つに、「有機材料では紫外線で劣化してしまう」というものがあります。そのため、高耐候性・寸法安定性・劣化しにくい絶縁性能を持つ素材として、セラミックスを選択したとのお声を多くいただいております。
試作事例としては、
・UV硬化装置の内部構成部品(熱や光による劣化の少ない絶縁体)
・屋外用センサー筐体部品(温湿度の変化が激しく、紫外線にさらされるという過酷環境向け)
・半導体製造に使用される露光装置内の高出力UVランプ、キセノンランプ保持部品
などがあります。
変色・劣化しない安定性や、耐熱・耐湿・絶縁性能から、セラミックスが選択されており、特殊光源とは切り離せない存在となっています。
紫外線(UV)によって生成されるオゾンも非常に酸化力が強く、材料にダメージを与えるため、静電気を除去するイオナイザーの部品としても、試作評価が進んでいます。
【光が試す、素材の真価!セラミックス×UV耐性】は、こうした紫外線+オゾンの過酷環境でも、寸法安定性や絶縁性を維持できる耐候性材料として、活躍をしています。
今後も、お客様の課題に真摯に向き合い、セラミックスの特性を活かしたご提案及び新製品・新技術開発に努めて、皆様の課題解決のお役に立ちたいと考えて活動を続けておりますので、どうぞ末永くよろしくお願い致します。
--------------------------------------
読んでいただき、ありがとうございます。
上記は定期配信しているメールマガジンを編集したバックナンバーになります。
リアルタイムの最新情報の配信こ希望の方は、是非、以下よりお申込みください。
https://ceramic.co.jp/contact
=====================================
(発行人)
株式会社セライズ 営業部 北嶋和好
https://www.ceramic.co.jp
〒146-0082 東京都大田区池上7-26-10
TEL:03-3755-0660 / FAX:03-3755-0708
=====================================