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半導体業界の動向とセラミックスの関係
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こんにちは!株式会社 セライズ 営業部の北嶋です。
先週は、暑い日もあり寒い日もあり雨が降ると一段と寒さを感じて寒暖差が激しく体調を崩された方も多いのではないかと思います。
服装に気を付けて、風邪などひかないように体調などお気を付けください。
お客様よりいただきましたお問合せに関する情報を【Challenge記録】として毎月、2回、皆様に情報発信をさせていただいております。
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。
弊社の売上にも影響がある半導体業界の動向について、いろいろなお客様より情報をいただきますが、現時点ではあまり良い情報がありませんね。
弊社が関係するメモリー半導体(特にDRAMとNANDフラッシュ)の需要はPC、スマホ市場の低迷により停滞。メーカーでも過剰在庫を抱えていると聞きます。
長期的には、クラウド、データセンター、5G通信の普及により、メモリー需要が回復し、特に生成AIの普及がメモリー需要を引き上げると期待しておりますが・・・
パワー半導体は、EVや再生可能エネルギー機器に多く使用されますがEV市場の成長鈍化や販売不振の影響で供給過剰感が強まっているようです。
それでも、エネルギー効率を重視する産業や再生可能エネルギー分野では、産業用機器やインフラ向けのパワー半導体は成長を続けているようです。
セラミックスも熱伝導性と絶縁性を両立する材料が求められています。
今回のメルマガは、「半導体業界の動向とセラミックスの関係」というタイトルで、半導体製造に関わるセラミックスの試作情報をもとに半導体業界の動向と合わせて情報発信をさせていただきます。
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セラミックは、耐熱、耐プラズマ、電気絶縁特性を活かし、半導体製造装置に多く使用される為、お客様からもいろいろな製造装置用で問い合わせがあります。
エッジング装置では、プラズマを用いるため耐プラズマ性が高いアルミナや炭化珪素がチャンバーライナーや電極カバーに使用されるようです。
その他、アッシング、CVD、CMP、スパッタリングイオン注入装置など、半導体製造に欠かせない工程の装置内で使用されているようです。
弊社で一番、問い合わせが多いのは、急速に昇温・冷却することで、半導体ウエハの熱処理を行うRTP(急速昇高温熱処理)装置用のセラミックスとなりセラミックヒーター、熱源光源ランプ口金、ランプ受けソケット、ウェハー支持材周囲パーツでアルミナ、炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミなどが使用されます。
装置メーカー様では、効率を上げるために改良を検討されているケースが多く今まで以上に精度、純度が高いセラミックスの要求があります。
これらの部品は、半導体製造に欠かせない工程に使用されており交換部品でリピート需要も見込める為、半導体業界の動向が弊社も気になるところです。
今後も「半導体業界の動向とセラミックスの関係」について、情報を収集して必要とされる素材、精度、形状などを追求してまいります。
今後も、お客様の課題に真摯に向き合い、セラミックスの特性を活かしたご提案及び新製品開発、新技術開発に努めて皆様の課題解決のお役に立ちたいと考えておりますので、どうぞ、末永くよろしくお願い致します。
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いかがでしたでしょうか。皆さんのご意見お待ちしています。
【セラミックでお客様の課題を解決できる会社になる】という経営基本方針にもとづき、これからも全力で前進してまいりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
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読んでいただき、ありがとうございます。
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