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アルミナ＋ジルコニア＝アルジルの効果

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こんにちは！株式会社　セライズ　営業部の北嶋です。
最近になって、肌寒い日が増えてきました。もう、１１月半ばですからね。
1年を振り返りながら新たな課題に挑む絶好のタイミングでもありますが今年も残り１カ月半、良い年を迎えられるよう頑張ってまいりましょう！！

お客様よりいただきましたお問合せに関する情報を【Challenge記録】として毎月、2回、皆様に情報発信をさせていただいております。
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。

先週、私のスマホも古くなりましてドコモショップで最新スマホを見てきました。
折り畳めるスマートフォン　Samsung Galaxy Z Fold6が展示されていました。
デバイスを開くと7.6インチの大型ディスプレイが広がり、折り畳むと6.3インチのスマートフォンになります。最近では、3枚折りのスマートフォンHuaweiの「Mate XT」が注目がされているようで更に大型ディスプレイと小型スマホの一体化が、進んでいくのではないか？と感じました。
小さな文字で苦労をしている私にとってはとても興味を引く商品ですね。
画面がきれいで、お折り畳む部分も全然気にならない技術の進化はスゴイ！！
タブレットとスマホの２台持ちもだんだんに、必要無くなるかもしれません。

今回のメルマガは、折りたたみスマホのように異なった特性の組み合わせによりより良い効果を生み出せるセラミックス「アルミナ＋ジルコニア＝アルジルの効果」というタイトルで、試作提案をさせていただいた案件事例について、簡単にご紹介をさせていただきます。

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お客様より、ジルコニアは、靭性があり耐摩耗性が高い材料だけど価格が高いのでアルミナを検討しているが、靭性がなく割れやすく熱衝撃にも弱い。
何か良い材料はないか？と相談を受けましてアルジルという材料を提案しました。

アルミナは、比較的に原料が安価で熱伝導率も高く放熱性能は高い材質ですが熱衝撃に弱く、急激な温度変化に対して割れてしまうという性質があります。
これに対して、ジルコニアは、機械的強度や熱衝撃に強い材質ですが、原料が高価で熱伝導率が低く、放熱ではなく断熱効果が高い性質を持っています。

このアルミナとジルコニアは、同じ温度で焼成ができる相性が良い材料の為にアルミナ原料にジルコニア原料を配合することでアルジルという材料が存在します。

アルジル材料は、アルミナの良い点とジルコニアの良い点を組み合わせた製品でジルコニア、アルミナと比較して下記のような効果が生まれます。

”アルジル”は、ジルコニアに比べて、生産性が高く、成型性、温度管理がし易いために靭性、耐摩耗性は少し劣るが、安価となり量産品の生産に適している。
”アルジル”は、アルミナと比べて、熱衝撃に強く、靭性があり耐摩耗性が向上する。

”アルジル”は、人工歯にも多く使用されるようになり”バイオセラミック”でもあります。
今後も、いろいろな用途で活躍できる材質だと思いますので積極的に提案をしていき皆様の課題解決のお役に立ちたいと考えておりますのでよろしくお願い致します。

弊社では、各種セラミックスでの試作を、金型なしで1個から短納期でお受けしますので是非、ご検討をよろしくお願い致します。

■過去のメルマガはこちらから
https://click.acs-l.jp/anly?acq=85qz4f6z7dz1nz1zzzz0

いかがでしたでしょうか。皆さんのご意見お待ちしています。
【セラミックでお客様の課題を解決できる会社になる】という経営基本方針にもとづき、これからも全力で前進してまいりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

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