サッカーワールドカップがカタールで開催されています。
日本はグループEで、ドイツとスペインが同じグループに入ったと知った時、私は「決勝トーナメント進出は無理かも」と思いました。多分、多くの人がそう思ったと思います。でも心のどこかで「奇跡」を信じてテレビ画面に向かっていた人がたくさんいたことでしょう。
結果、初戦ドイツに2対1で勝ち、スペインにも勝ち、まさかのグループ1位通過という快挙を成し遂げ、日本中が元気をもらいました。
今回のチームは、海外経験のある選手が多数いますが、特にこれといった「スター選手」がいませんでした。かつての中田英寿や本田圭佑のような、人気や知名度が飛びぬけている選手がいなかったように思います。
そのため、本当にチームが一枚岩になって戦えたのではないでしょうか?
そして、今まで外国人の監督が何人もいましたが、日本人の監督であれば言葉だけでなく思いもしっかり伝わっていたように思います。森保監督は、派手なパフォーマンスはなくとも、選手一人ひとりに向き合っていたと思います。
選手に自信を与えて、自主性を尊重した結果、あのような素敵なチームができたと思います。もちろん、日本人の能力も海外で活躍することで、確実に海外選手に肩を並べるくらいに高くなっていることもあります。
チームが一丸となる・・・これは会社でも同じと思います。
今回のワールドカップの日本代表のような、皆が同じ方向を向いて一枚岩になったチームのように、企業も、社員一同が同じ方向にベクトルを合わせて仕事に自信と誇りを持てたらすばらしいと思っています。
私は、4月に社長に就任したばかりで、今期は、できることはいろいろやろうとアンテナをはって情報収集に徹しました。「とにかくやってみないとわからない!」「常に笑顔にポジティブに!」を常に心がけています。