明けましておめでとうございます。年頭にあたり今回は、2022年の出来事を振り返ってみようと思います。
まずは悲しい出来事から・・・
2月 ロシア軍によるウクライナ侵攻
この現代に戦争が起こるなんて・・・と衝撃的な出来事でしたね。
そして、戦争を経験していない私たちは、日本の戦争経験を「過去の事」と思わずに、知ること、継承していこことが必要だと強く思いました。
4月 知床沖観光船沈没事故
悪天候の中、運航会社の強行により起きた事故でした。完全に人災です。いまだに6名の方が行方不明になっています(2022年12月10日現在)。運航会社の利益ばかりを追求した結果、最も優先されなければならない人命が軽んじられてしまいました。あってはならない事故でした。
4月 円の急落 20年ぶりに131円へ
弊社も中国から部品を輸入していますので、とても影響がありました。
また、家庭での日常生活にも影響がありましたね。いろいろなものが値上がりしました。
円の急落は、日本経済がどんどん弱くなっているという表われでしょう。なんとか、日本企業の底力で踏ん張りたいものです。
7月 安倍元首相 銃撃される
まさか日本で、白昼、たくさんの人が見ている前で銃撃事件が起こるなど考えてもみませんでした。それも手作りのおもちゃのような銃だったとのことです。
警備の甘さが追及されていましたが、日本の安全神話が完全に崩れました。
安倍さんの死はこれからの、日本の行く末を大きく揺るがすものと思います。
本当に残念でたまりません。
9月 通園バスで5時間放置されて 3歳児女児死亡
この事件は、本当に耳を疑う事件でした。園に着いて子供が全員降りたことの確認を怠ることは全く考えられません。確かに人間のすることは万能ではないですが、園に入ってからも確認することは何度もあったはず。
3歳なんて、可愛い盛りです。親御さんの気持ちを考えると心が痛みます。
9月 エリザベス女王 国葬
これは、悲しいというというよりもイギリスの厳かな国葬の様子がとても神秘的で印象深いものでした。亡くなる前日まで公務をされていたとのこと。本当に自然のままに亡くなられたのだろうと思います。
最近日本では、医療の進化で「生かされている」ということが問題になることがあります。昔のように自宅で穏やかに死を迎えることができるのが理想ですね。
さてここからは、気分を変えて感動した出来事を書きましょう。
2月 北京冬季五輪
日本が獲得したメダル数は過去最高でした。特に印象に残っているのは、新潟出身の平野歩夢選手。見た目はちょい悪感がありますが、とても努力の人で、練習の鬼だそうです。やはり、頂点に立つ人で努力していない人はいないでしょうね。
残念だったのは、高梨沙羅選手。個人で4位。団体でメダル圏内のジャンプを飛んで次こそは!と思ったのにまさかの「失格」でした。神様はなんて意地悪なんでしょう・・・
昔のオリンピック選手は「日本代表」の重圧を感じてなかなか力が出せない選手がいました。国民性もあるのでしょう。でも近年のオリンピック選手は、メンタル部分を特に鍛えることで、重圧よりも競技を「楽しんでいる」と見ていて思います。
確かに日本のために競技をするということもあるかもしれないですが、選手たちにはどんな結果でも「自分のため」に楽しんで競技に臨んでほしいといつも思います。
3月 『ドライブ・マイ・カー』米アカデミー賞で国際長編映画賞受賞
ノミネートの報道を聞いた時にもびっくりしましたが、まさかの受賞! これには、感動しました。
私も映画館に見に行きました。淡々と物語が進んでいく映画ですが、テーマは奥深く、西島秀俊さんと三浦透子さんの演技力がすばらしいと思いました。
11月 ワールドカップサッカー ドイツ、スペインに勝利!
これは、先月のコラムで語りましたのでここでは省略します。
2022年もいろいろなことがありました。残念な出来事はしっかり教訓として悲劇を繰り返さないことが大事ですね。2023年もいろいろあると思いますが、氾濫する情報に安易に左右されることなく、常に自分で考える習慣を持ちたいものです。
「常に笑顔でポジティブに」いつも忘れずに!