今回は2023年に起こった出来事を、私の独断ではありますが、振り返りたいと思います。
1月 岸田首相が「異次元の少子化政策」を打ち出しました。
「異次元」という言葉だけが一人歩きした感がありますね。
2月 闇バイト問題発覚。
主犯の男らは「ルフィ」などと名乗り、「闇バイト」に応じた実行役にフィリピンの入管施設から通信アプリで指示を送っていました。「闇バイト」に安易に手を出す若者たちが次々と・・・。
3月 WBC優勝!! これは、日本全国盛り上がりました。
大谷選手の「憧れるのをやめましょう」は名言でしたね。
4月 岸田首相が応援演説の際に、爆弾が投げ込まれました。
2022年の安部首相暗殺の教訓は? 日本の危機管理がまだまだ甘いことを考えさせられました。
5月
(1)新型コロナが5類へ。
まだまだ完全に安心にはならないものの、気分的にずいぶん楽になりました。特に子ども達には相当なストレスだったと思います。
(2)広島サミット開催。
「広島」で開催できたことは、高く評価されました。広島平和祈念資料館と長崎原爆資料館は、誰もが一度は訪れるべきですね。
6月
(1)歌舞伎俳優の市川猿之助、両親の自殺ほう助の罪で逮捕。
歌舞伎界というところは特殊な世界だと思います。今後、どのような形で償っていくのでしょう。
(2)陸上自衛隊の訓練中に、自衛官候補生が隊員を銃撃。
2人が死亡、1人が重傷を負いました。事故ではなく故意的な犯行だということで、考えられない事件でした。
7月 ビックモーターの不正保険請求が発覚。
車を故意に傷つけて修理代金を水増ししていました。その他、公道に除草剤をまくなどの問題が次々に明らかに。創業当時の創業者の思いが、いつしかあらぬ方向へいってしまっていたのでしょう。事業継承のの難しさを痛感した出来事です。
8月
(1)慶応義塾高校が107年ぶりに甲子園優勝。
選手に考えさせる、自主性に任せた指導が話題を集め、高校野球の指導のあり方が話題になりました。
(2)福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出。
周辺国の中には猛反発をした国もありました。
9月 ジャニーズ事務所が性加害を謝罪。
ジャニー喜多川氏が亡くなってから急浮上した、報道側の責任も大きな問題です。
10月
(1)将棋の藤井聡太竜王が史上初の八冠を達成。
(2)大谷翔平が日本人初の本塁打王に輝く。
また、史上初となる2年連続の「2桁勝利、2桁本塁打」も達成。
(3)パレスチナ・イスラエル戦争勃発。
11月 阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝きました。
大阪が盛り上がりましたね。
当社に関しては、創業55周年を迎えて感謝祭ができ、私自身、社長として社員の皆さんと喜びを分かちあえたことは一生忘れられない出来事になりました。
そして、『セラミック工業、セライズ 55年ものがたり』を本にして残せたことは、頑張ってくれた会長に感謝です。
振り返ると悲しいニュースも多い一年でしたが、来年は、良いニュースが増えることを祈ります。