先日、上越市の高田城址公園に行って、蓮を見てきました。
まさに見ごろでした。桜と違って蓮は長く楽しめますね。
でも、午後には萎んでしまうので、朝早めに行くのがおすすめです。
さて、今月のテーマは「防災」です。
今年は、お正月に能登地方で大きな地震がありましたね。
上越も結構揺れたと聞いています。東京も緊急地震速報が鳴りました。
日本は、地震国にも拘わらず防災については危機感が薄い気がします。
私自身も、大きな地震を経験していないので危機感が足りないといつも感じます。
また、日本の行政も何度も地震や災害を経験しているのに、未だに、避難所のプライベートが保たれない、孤立した集落に食料が届かないなど同じ問題を繰り返しているように思います。
先日、「一般社団法人日本防災教育振興中央会」の代表理事の方のお話を聞く機会がありました。
皆さんにも共有したいことがありましたので、今月のテーマとすることにしました。
【基本的な備えについて】
1. 家具の固定・・・つっかえ棒は役に立たない!
つっかえ棒で家具を固定しているご家庭も多いかと思いますが、つっかえ棒は震度6以上では全然役に立たないそうです。
地震による死因の約6割は、家具の倒壊だそうです。
これは、確実に救えた命だと代表理事の方が話されてました。
まず、自分の寝室を見てみましょう。
家具の固定をするなら、「不動王」がおすすめだそうです。
ぜひ検索してみてください。
2. ガラス・・・飛散防止フィルムを貼る
地震によるケガの3分の1は、割れたガラスが原因だそうです。
3. 寝室・・・避難用具を常備
寝室に常備しておきたいものは、以下の通りだそうです。
- 折り畳みヘルメット
- 安全靴
- 充電式ライト
- 笛(ホイッスル)
- モバイルバッテリー
- 非常用小物を入れたリュックサック(丈夫な登山用)
4. 非常食・・・ローリング備蓄
「ローリング備蓄」とは、消費期限を見ながら時々食べ、食べた分を補充していく備蓄方法です。
- 非常食・・・日常的に食べ慣れている缶詰やレトルトパック(乾パンはパサパサするので向いていない)
- 水・・・家族人数分×1日3リットル×7日以上
- ラップ・・・常に5本ストック
- カセットコンロ&ガスボンベ
5. 救急医療&医薬品
巻くだけの包帯(留め具がなくても、巻くだけで留められるもの)
- ラップ(保護用として使える)
- 日常の薬を多めに常備
- おくすり手帳
これらが最低限の備えと言われてました。
災害直後は、すぐに救助に来てくれません。
できるだけ自分たちで生活できるための備えは必要ですね。
毎年9月1日は防災の日です。各地で訓練なども開催されます。
今年は日曜日です。参加してみるのも良いですね。
そして防災について、ご家族で話し合ってみましょう。
最後に、私が読んでみようと思っている参考書籍をご紹介します。
『震度7の生存確率』
著者:仲西宏之、佐藤和彦
幻冬舎 1,389円(税抜き)