今年はオリンピックイヤーです。今回は、オリンピックをテーマにします。
2021年の東京オリンピック・パラリンピックがついこの間のように思いますが、あれから3年が経ちました。東京オリパラは無観客という残念な回ではありましたが、それもまた歴史に残るものとなっています。
さて、2024年はパリでの開催です。開会式では、史上初めて、選手団が船で入場しました。そしてパリの有名な建造物がそのまま、競技場に。さすがにパリはお洒落で素敵だなと改めて思いました。
今回のオリンピックは、リアルタイムで見ることが難しい時間帯ですが、毎日の結果をニュースで聞くのが楽しみでした。
オリンピックのたびにうまくいっている競技もあれば、選手の実力を発揮できない競技もあり、悲喜こもごもですね。
私が特に注目した競技は「フェンシング」です。日本ではあまりメジャーではないですね。
でも金2個、銀1個、銅2個の計5個も取ったのでびっくりしました。
あれ?日本てそんなに強かったの?と思った人も多いと思います。
2008年の北京オリンピックで日本人初のメダルを獲得した太田雄貴さんのことは、皆さん良く知っていると思います。
この時に、あまり知られていなかったフェンシングに注目が集まりました。
「基幹競技」という言葉があるそうです。つまりメダルを量産できる重要な競技という意味だそうです。
この基幹競技になれるかどうかで、その団体の運営が大きく変わります。
フェンシング協会はこの「基幹競技」を目指して、いろいろな策を講じたようです。
まず、強化費を集中投入。もちろん資金が潤沢にはありません。
太田氏が、さまざまな企業を訪問して、支援集めに奔走したそうです。
そして、外国人コーチを雇って、技術はもちろん、メンタルコーチもしていきました。
また、練習環境の整備など、さまざま努力・協力のおかげで、今回フェンシングは「基幹競技」として認められたと思います。
フェンシング協会のHPにこんなことが書いてありました
突け、心を。
MISSION
「フェンシングの先を、感動の先を生む」
「突け、心を。」のスローガンの元、フェンシングを取り巻くすべての人々に感動体験を提供し、フェンシングと関わることに誇りを持つ選手を輩出し続けていくことを約束します。
心に刺さるミッションですね。
日本はもちろん、世界各国のオリンピック選手にエールを送りたいと思います。