日本では、4月1日が入社式の会社がほとんどです。ニュースでも、大手企業の大々的な入社式の模様が流れていましたね。
・・・が! 入社式の翌日に退職を申し出る新入社員がいるというニュースが入ってきました。
それも、自分で言わずに「退職代行」の会社に依頼していると・・・。
退職理由は
(1) 給与が低い
(2) 労働時間が長い
(3) 仕事内容が合わない
(4) 人間関係の不安
・・・などだそうです。
今は売り手市場で、会社は人材確保に必死です。学生に気に入ってもらおうとして、会社説明会でも良いことばかりを言ってしまうのでしょう。
極端に言えば最近の傾向は、会社は「入ってほしい」、学生は「入ってやろう」という構図になってしまっているように思います。
さて、当社も十数年ぶりに本社に新しい社員を迎えることになりました。
採用活動に関しては、正直なところ私は不安でした。大企業でも人手不足なのに、セライズに来てくれるだろうか・・・。
今回の採用活動では、初めての試みを盛り込みました。
通常でしたら、書類審査をしてから面接ですが、今回は初めて「会社説明会」を先に開催することにしました。目的は3つ。
(1) セライズの事業方針を理解してもらう
(2) セライズに入りたい気持ちをMAXにしてもらう
(3) 関係性はフィフティ・フィフティにする
会社説明会後の面接でしたので、皆さんセライズに興味を持ってくれている方ばかりで、面接は穏やかな雰囲気で行えました。
そして、お互いに納得した関係性で入社してくれたことをうれしく思い、すぐにでも活躍してくれることを楽しみにしています。
「働くということはどういうことなのか?」
これは、家庭で教えるべきことだと私は思っています。私たち子どもを持つ親は、我が子を「自分は何をしたいのか」ということを自分で考えられる人に育てたいですね。