先日、博多阪急へ出展するために、1カ月の間に3度、博多に行きました。
私自身は、初めての博多訪問でした。
一番驚いたのは、空港からの抜群のアクセスの良さです。福岡空港から地下鉄に乗り、2駅目がもう博多です。博多から九州新幹線で鹿児島まで1時間半で行けます。ですから、九州各地から博多に気軽に来られます。日本全国、ここまで空港からのアクセスが良い都市は無いでしょう。
また、博多の街は百貨店なども充実してます。
今回出展した博多阪急も、駅に直結していて、すぐに入店できます。
ですから、集客力のある博多阪急に思い切って出展した次第です。
東京とは全く違った環境での出展はいろいろ勉強になり、販売もできました。
お客さまの会話の中で
「博多はとても便利な街ですね」
と話すと、皆さん口々に
「高島市長がすごいのよ」
とおっしゃいました。
その高島市長が気になって調べてみましたら、なるほど、有能な市長さんであるというネットの情報がたくさんありました。
そこで、今回はこの有能な市長さんをご紹介します。
高島宗一郎市長の経歴
1974年生まれ 大分県出身
1997年 九州朝日放送入社(アナウンサーとして活躍)
2010年12月 36歳で福岡市長に就任
2014、2018、2022年 いずれも史上最多得票率で当選(つまり、毎回自己ベストを更新している!)
2025年現在 4期目に入っている
最初は、アナウンサーとしての認知度のおかげで市長になれたというふうに見られていたようです。
でも、選挙のたびに得票数が伸びているので、福岡市民にとってはなくてはならない市長になったということですね。
高島市長が、特に力を入れているのが「スタートアップ(創業)支援」です。
アメリカのシアトルを目指しているのだとか。
シアトルといえば・・・アマゾン、スターバックス、マイクロソフト、コストコなど世界的な企業が誕生した街です。
高島市長はシアトルに視察に行って
「シアトルと福岡はとても似ている」
と感じて帰国します。
共通点としては街のコンパクトさ、大学が多いこと、自然も豊かであること。シアトルが非常に暮らしやすく私生活も充実できる街であるからこそ、世界的な企業が誕生しているということを目の当たりしにた高島市長は「スタートアップ支援」に力を入れようと決意し、2012年に「スタートアップ都市宣言」をしました。
そして2017年には「FGN(Fukuoka Growth Next)」を開設。オフィスを格安で貸し出し、起業にまつわるさまざまな相談に専門家が応じるなど、いろいろな手厚いサポートを行っています。
宣言以降、創業相談件数は10倍に。スタートアップを支援するファンドの規模も4倍以上に増えているそうです。
福岡市は「アジアのリーダー都市」を目指しています。
既存の国内企業を大いに奮起させる グローバルな企業が福岡から誕生することが、大いに期待できるのではないでしょうか?
そして、国を大きく動かす原動力になるかもしれません。今後も、福岡のこれからに注目していきたいと思いました。