今月は、倫理法人会の「万人幸福の栞」を紹介します。
私は毎週火曜日に大田区倫理法人会に、吉野部長は毎週木曜日に上越市倫理法人会に、朝5時半から参加しています。
そこでは「万人幸福の栞」というものを輪読しています。
1条・・今日は最良の一日、今は無二の好機
2条・・苦難は幸福の門
3条・・運命は自らまねき、境遇は自ら造る
4条・・人は鏡、万象はわが師
5条・・夫婦は一対の反射鏡
6条・・子は親の心を実演する名優である
7条・・肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
8条・・明朗は健康の父、愛和は幸福の母
9条・・約束を違えれば、己の幸いを捨て他人の福を奪う
10条・・働きは最上の喜び
11条・・物はこれを生かす人に集まる
12条・・得るは捨つるにあり
13条・・本を忘れず、末を乱さず
14条・・希望は心の太陽であり
15条・・信ずれば成り、憂えれば崩れる
16条・・己を尊び人に及ぼす
17条・・人生は紙の演劇、その主役は己自身である
詳細はこちら
https://www.rinri-jpn.or.jp/about/rinri/17principles/
その中から今回は6条を取り上げます。
「6条・・子は親の心を実演する名優である」
少し解説します。
これは、「子どもは親そのままである」という考え方です。
顔形・身振り・ものの言い方からくせに到るまで、子どもは親によく似ています。
それは心も同じで、生まれて間もない子どもでも、保護者が忙しい時には心が落ちつかず、保護者に心配事があると子どももよく眠りません。
子どもが手に負えない、いたずらばかりして困るという時、保護者は、その原因は大人にあると考えて自らの態度を改め、家の中を明るくするように心がければ、自然に子どもも落ち着いてくるとのことです。
保護者の生活が不規則だったり不自然だったりすると、子どもが病気になることも。
大人はどうしてもうわべを飾り、人前ではとりつくろってしまいがちですが、子どもたちは包み隠さず、保護者の本当の心を実演します。
家庭はさしずめ、その小さな名優(スター)の舞台といえるでしょう。
子どもは、どんなに小さい子でも大人のことをよく見ています。
保護者の心も感じています。
まさに、親の心を実演しています。






